今年も12月8日を迎え
今から、83年前に
日本が米英相手に
戦争に踏み切った日。
こんなことを書けば、
またお叱りを受けるかも
しれないが、
「一部の軍国主義者が暴走した???」
そんなことで
いつまでもすべてを
覆いつくしていれば
真実は見えやしない。
当時の本当の姿が
浮き彫りにし、
先人、英霊の方々に
対して、心から染み出る
ような感謝が、次の時代の
扉を開けるような気がして
ならない。
未だに、ウクライナ、
中東では、戦闘が続く。
さらに、シリアも
政府軍が転覆したようだ。
未だに、謀略の限りを
尽くす勢力が、戦争を
引き起こしている現実。
エネルギー利権のため、、、
戦争ビジネスのため、、、
世界の覇権のため、、、
喰っても喰っても
喰い足らない餓鬼道に
取りつかれた勢力。
ほんと、
「いい加減にしとけ〜」
と、言いたなる。
経済のこと、
環境のこと、
資源のこと、
今こそ、世界は
「信用の構築」こそ
必要不可欠なのに、、、。
どうか、昭和天皇の
開戦の勅語をもう一度、
読んでいただきたい。
30年近く、一人で
フィリピンのジャングルの
中で、闘い続けた
小野田さんが、
「昭和天皇の開戦の勅語を
見ていただければわかる。
我々が何のために戦ったのか」
ということをおっしゃって
おられた。
是非とも、この日に
その現代語訳を
より多くの人に
読んでいただきたい。
開戦の詔勅 <現代語訳文>
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そもそも、東アジアの安定を確保し、それをもって世界の平和に 寄与する事は、大いなる明治天皇と、その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、遠大なはかりごととして、余も日頃、 かたときも忘れずに心がけている事である。
そういう理由であるから、各国との交流を篤くおこない、万国の 共栄の喜びをともにすることは、帝国の外交の要諦とするところで ある。今や、不幸にして、米英両国との争いを開始するにいたった。 まことに、やむをえない事態である。どうして、これが余の本意で あろうか(このような事態は、余の本意ではない。)
中華民国政府は、以前より帝国の真意を理解せず、みだりに闘争 を起こし、東アジアの平和を攪乱(かくらん)し、遂(つい)に帝 国に武器をとらせる事態(慮溝橋事件)にいたり、現在まで四年が 過ぎた。さいわいに、国民政府は、汪清衛・南京政府に新たに変わっ た。帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、ともに提携す るに至ったが、重慶に残存する蒋介石政権は、米英の庇護を当てに し、兄弟であるはずの南京政府と、いまだに相互の境をはさんでせ めぎあう姿勢を改めない。
米英両国は、蒋介石政権を支援し、東アジアの戦禍と混乱を助長 し、平和の美名に匿(かく)れて、東洋を征服する非道なる野望を たくましくしている。あまつさえ、くみする国々を誘い、帝国の周 辺において、軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の平和的通 商にあらゆる妨害を与へ、ついには禁輸措置を意図的におこなって、 帝国の生存に重大なる脅威を加えている。
余は、政府をして、そのような事態を平和の裡(うち)に解決さ せようと、長い間、隠忍(いんにん)したのだが、米英は、寸毫 も譲り合いの精神を持たず、むやみに事態の解決を遅らせ先延ばし にし、その間にもますます、英米による経済上・軍事上の脅威は増 大し続け、それによって我が国を屈服させようとしている。
このような事態が、そのまま推移したならば、東アジアの安定に 関して、帝国がはらってきた積年の努力は、ことごとく水の泡とな り、帝国の存立も、文字通り危機に瀕することになる。ことここに 至っては、帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、英米 による一切の障礙(しょうがい)を破砕する以外に道はない。
皇祖皇宗の神霊は、天にましまし、余は、汝ら国民の忠誠と武勇 を信頼し、祖先の遺業を押し広め、すみやかに英米による禍根をと り除き、東アジアに永遠の平和を確立し、それによって帝国の光栄 の保全を期すものである。
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