昭和10年代生まれのうちのオヤジ。
私も、昔はずいぶんやんちゃでオヤジに迷惑を
かけた。今は、けっこう仲良しで、よく一緒に
田んぼをやったりする。
オヤジがよく言う
「百姓も生活も昔に比べればだいぶ変わった
おじいさんの時代は、ほぼ100%に近いほど、
自給自足率が高かった。
水は井戸水、風呂や炊飯は薪やワラ
また、食べ物に関しては毎日、なす、なす、なす
そう、「あるもん食っときゃええ〜
ていうのが、我が家の鉄則
また食生活でいうと、うちのおじいさんは
たくましかった。
私が小さい頃田んぼで取ってきた
殿様ガエル
ピョン吉と名付け、庭の水たまりで
飼っていた。
ある日、そのピョン吉が、夕食時に、こんがりきつね色になって、
お皿にのせられていた。
足を八の字に開いたピョン吉
おじいさんがニコニコしながら
「これ、うまいぞ〜食え
と、言っていた。
大きな食用蛙でなく、その辺の田んぼにいる
10cmサイズの殿様ガエルである
私は心の中でピョン吉に
「Say good bye
まだある
近くの小さなドブ池で釣ってきた小さなフナ
これも、おじいさんに、しっかりさばかれ
ナベの中に入っていた。
雀もそう
板の上で、包丁で首チョンパして、食べてしまった。
今から思えば、なんてたくましい人だな〜
とつくづく思う。
オヤジの時代になると、大きく変化していく。
というより、変化の過程を生きてきた。
オヤジが小さい頃から青年期には、そのような
おじいさんスタイルの自給自足ライフだった。
それが、手作業で行われていた、田植え、稲刈りが
徐々に機械化
田んぼの水も、昔は川をせき止めて、水を引いて
いたらしいいが、愛知用水に変わり、今では
バルブをひねるだけで、水が出る。
肥料も化学肥料に変わり、ずいぶん楽になった。
もし、機械等を使わずに、稲作をおこなったら、
今思うと、莫大な労力がかかる
オヤジがよく言う
「昔に比べ、ずいぶんと楽になった」と
その分、オヤジに余暇が出来るようになった。
オヤジも近くの会社に働きにいけるような
時間ができた。
その時期と同時に、生活の方も
家電製品が入り、自家用車を購入し
食べ物も、私の小学校の高学年くらいから
ハンバーグがでるようになった。でら〜うまかった
そう、これらはすべて現金が必要になった
言い換えるならば、昔の自給自足生活から、現金に依存
する生活になったということだ。
今、自分の生活を振り返ってみると、現金なしには生きていけない。
電気、ガス、水道、車のローンに、食料でさえ肉、刺身など
お金が無くては生活できない
そう、贅沢になるイコールお金に依存する生き方になると思う
今、世界規模でそのお金を稼ぐ競争をやっている。
いかにより安く、より快適なものサービスにするかという
価値観を求めて、世界規模で競争をやっている。
もう、過渡競争ぎみで、それに勝ったものが
より多くのお金を得ることが出来る。
お金のない人々は、彼らに従うしかなくなる。
そして、そのお金で支配される、競争の中に組み込まれ、
自分らが守ってきた、自給自足の生活と共に、
色々な大事なものが失われつつある。
ちょっと、長なっちゃたけど、
気ながにみてちょ〜ね
【関連する記事】

