2016年11月16日

トランプを押し上げた「人類の集団意識の変化」!!

私の愛読マンガ「沈黙の艦隊」のなかで、一番好きなシーン。

それは、主人公である海江田艦長が国連総会で
このようなスピーチをする場面だ。

「人類は時代が行き詰まり、変化しようとするとき、
その都度、普遍的な記憶を呼び覚ますのです。
かつて地球上に、王権による支配が、、、
また、列挙の植民地がはびこっていたとき、
次の時代にむかってコモンセンスというべき
考え方が生まれてきました」
と、、、。

つまり、人類が大きく変化するとき、
その人類全体のきざまれた記憶により、
次の時代をどのようにするかという
人類全体の集団意識が生まれる
ということのようだ。

王権がこの地球上を支配していたとき、
庶民が立ち上がり、民主主義が生まれた。

人類が、列強による強烈な植民地支配を経験後、
各国が独立を果たした。

多くの人の意識が変われば、世の中が大きく動く。

オバマさんがトランプ氏に対して、

「トランプ氏は就任後現実に直面する」

というようなことを語っていた。

たしかに、オバマさんの経験から、率直な意見なのかもしれない。

しかし、先ほどの、人類全体の集団意識の変化という観点から
みると、オバマさんとトランプさんでは、それぞれ大統領就任直後の
状況がかなり違っているのではなかろか。

オバマさんの時は、そのほとんどが
「食い散らかしたブッシュ政権の尻ぬぐい」というような
面が多くみられる。

その後、どうだろう、
中東での失敗の数々、、、。

それにより、大量の難民が欧州に押し寄せる。

背後にアメリカとの関係がうわさされるテロリストによる
テロが、世界中で頻繁に起こる。

富の配分にしろ、その多くがほんの一握りの資本家に
流れる極度の格差社会、、、。

あれだけ賛美された市場原理主義、規制緩和、グローバル化が
大きな陰りを見せ、大部分の人の心の中に、大きなしこりとして
存在している。

このままクリントン氏が勝てば、ロシア、中国との対立が激化、、、。

どこまで、危険な綱渡りができるのか!?、一歩間違えれば、
確実に核を伴う第三次世界大戦だ。

そうした流れを作ってきた張本人たちの心の中の思想には、
多くの民が死んでも、優秀な我々だけが生き残れば、
人類は進化して再生できるというような考えがあるのかも
しれないというような考えがあるのかもしれない。

今回、トランプさんを押し上げたのは、
そんな人たちの中にも、「このままではだめだ」と
思う人たちが現れたのではなかろうか?

さらに、ネットで、アメリカの悪事ばバレバレ、、、。

クリントンさんの悪事が、ウィキリークスにより、公開された。

それらの内容が、どうもFBI職員たちには、
耐えられないようなことだったらしい。

CIAにしろ、軍にしろ、FBIにしろ、果たして
「愛国」という概念なしにその仕事に従事することができるのだろうか。

華やかなアメリカが掲げる「自由」と「民主主義」、、、。

我々の成功例を世界に広めるんだ、共産主義のような悪魔に取りつかれた
輩を叩き潰すんだ、そんな気持ちが原動力となり、
諜報機関や兵士として働くアメリカの人々は、
シリア、イラク、アフガニスタンなどでも、米国の行いをどのように
受け止め続けてきたのだろうか。

そして、そんな暴走する米国に、毅然として立ち上がった
強力なライバルが頭角を現した。

ロシアのプーチンさんだ。

プーチンさんは、そんな米国に対しても
「アメリカのパートナーたち」とよびかけ、
暴挙を繰り返す西側の国々に対して、
非常に理性的に対処してきた。

それには、並外れた知性と忍耐力、そして勇気が必要であったろう。

プーチンさんは
「最後には、理性が勝つ」
とも、言っていた。

明らかに暴挙を繰り返し、巨大資本家たちの利益しかならない
暴力、戦争を、アメリカ軍の内部やCIA,FBIの組織内部では、
これ以上耐えることができたのだろうか。

世界でも、アメリカ国民も、そして暴走を繰り返す輩たちの
内部からも、このままではいけないという意識が現れはじめ、
それがトランプを押し上げたのでは、、、。

ソ連崩壊後、世界唯一の超大国となったアメリカが
傲慢にも暴走をくりかえしてきた。

そのことが、我々人類の集団意識の中に刻み込まれたのでは
なかろうか。

そして、今、その集団意識が、大きく世界を動かそうとしている。

posted by hide at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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