2017年11月21日

今をどう生きるのか、、、。意志伝達体としての人間の価値、、、。

 私のこのブログを振り返ると、「死」について
よく書いている。

決して自殺をほのめかしているわけでもない。

ただ、 「自分もやがて死ぬ」ということをよく
認識すれば、 「生きている」ということが、
くっきりと浮かび上がってくる。

自分の命にも、限りがある、、、。

自分の残された時間にも限りがある、、、。

限らてた時間であることを認識できれば、
今、この瞬間を大事に思えるのではなかろうか。

この一瞬が、次の一瞬につながる。

その一瞬の連続こと人生である。

限られた時間を、有意義に使う、それには、
自分もいずれ死ぬんだということを自覚することが
重要になってくるのではなかろうか。

日ごろの煩わしい煩悩にも、いずれすべてを置いて
あの世へ旅立つ身であることを自覚すれば、
執着が弱まるように思う。

今月で、うちのオヤジが80才、オフクロが75才になった。

愛犬パンチは、12才と4カ月、、、、。

果たして、10年後、彼らはこの世に存在するのだろうか、、、。

そう思うと、両親や家族と過ごせる今が、とても大事な時間に思える。

うちの会社の94才になられる会長さんが、先週、風呂場で倒れられた。

私がたまたま、すぐ近くの会社の事務所にいたので、
様子を見に行くと、下着一枚で、うずくまっている会長がいた。

あれほど、気丈に見える会長も、服の中をのぞけば、
これほどやせ細っていたんだと、少し寂しい気分になった。

私の人生の中で、何人か影響を受けた人がいるが、
この会長さんも大きな影響を受けた一人だと思う。

それは、生き方において、腹のくくり方が違う。

覚悟が違うというのか、そこから生まれる勇気、忍耐力、
すべて常人とは思えない。

それも、かなり高齢でありながら、頭はしっかりしているし、
会長にうかがったら、
 「それは、緊張感だよ」
というようなことを話していた。

経営者として、毎日、毎日、会社では、いろんなことが起きる。

その大半は、いいニュースではない。

もし、私ならとうに投げ出しているだろうが、
高齢の会長は、立ち向かい続けている。

話は、変わるが私の愛読漫画「サラリーマン金太郎」で、
このようなことを語っていた。

 「人という存在は、犬や猫と同じ生命体ではない。得た知識を
次の世代に送りさらに掘り進める意識を持った意志伝達体と
言える」

と、、、。

確かにそうだと思う。

わたしは、自他ともに認めるおじいさん、おばあさん子だ。

お恥ずかしい話、20ぐらいまで、祖父母と寝起きを共にしていた。

 「最近、あんた言うことがおじいさんに似てきたね〜」
と、言われることがある。

祖父母と過ごす時間が長かったのか、祖父母の考えが
自分の心ベースになっているのであろう。

祖父母は、すでに他界した。

しかし、祖父母の人格は、私の中で生きている。

日本人に生まれれば、周りの空気を意識するような
日本人らしくなる。

中国人に生まれれば、中国人らしくなる。

オオカミに育てられた少年は、オオカミのような習性を身に着けてしまう。

馬や鹿が生まれて、すぐに立ち上がり、歩き出そうとし、
そうこうしているうちに餌を得るトレーニングを始める。

人間が、生まれて歩くまでに、どれだけ時間がかかることか、、。
さらに、いろいろと知識を身に着け、社会人として一人前に
なるまでに、20年ほどかかる。

それだけ、どれだけ、周りに助けられ、周りの影響を受けていることになる。

ある精神科医が
 「人間は著しく、周りから影響を受けている」
と、、、。

先ほど、人間の命には限りがあり、やがてすべてを捨てて、
あの世に旅立たねばならないといったが、現におじいさんおばあさんの
人格が私の中で生きている。

そして、会長的な考え方も、私の中に深く刻まれている。

家族、恩師、上司、先輩、友人、兄弟姉妹、後輩、甥っ子姪っ子などなど、
周りのいろんな人から、影響を受け、今私という人格が形成されている。

今、生きている人だけではない。

遠く、親鸞さん、道元さんのような何百年前に生きていた人の
影響も受けていることになる。

まさに、意志伝達体であり、有史以来、長い年月をかけて継続してきた
大きな大きな人間社会の集団的意識の中で、私たちの「人格」というのは、
再生産され続けてきた。

さあ〜、今をどう生きるのか、、、。

私たち一人一人の生き様が、大きな人間社会の集団意識の中に、
刻まれていくことになるのでは、、、。




posted by hide at 07:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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