友達らに
「一人旅って、さびしくないか?」
と、「変わり者」扱いされるが、
なかなかいいモノである。
嫁もけっこう同じようなタイプで、
若い頃は、一人で海外旅行もしたことが、
何度もある。
20代前半くらいまでは、
何をやるにも、常に
友達とつるんでいた。
本を読むようになって、
けっこう一人でいる時間を、
大事にするようになってきた。
実は、読書好きである人は、
「18切符旅行者」に向いている
と思う。
電車の待ち時間や、電車でも移動中など、
けっこう、時間がつぶせる。
私は、「青春の18切符」の旅に出かける
時は、常に本を5〜6冊ほど、
もっていく。そして、帰る頃には、
また、どっかで本を2〜3冊ほど、
買いたしているので、
けっこう荷物として、かさばる。
こんだけ、時間をとって、
読書に集中するというのは、
なかなかないと思う。
大人になればなるほど、
いかに「自分を客観的に見る」ということが、
大事になってくる。
「18切符一人旅」というのは、
莫大な読書時間であり、
自分とじっくりと、向きあることが
出来る。
日常の生活から離れ、
一人になって、見ず知らずの土地で、
旅をする。
そして、空いた時間は、ほとんど
読書をしている。
もう、そうなると、
自分と向き合うしかなくなる。
そして、冷静に客観的に、
自分をじっくりと、
見つめることになる。
これって、とても大事な事のように思う。
日頃、怒りや、焦りなどの煩悩により、
何も見えなくなっている自分を、
ゆっくりと、ほどいて解放してくれるような
気分になる。
どんな人にも、生きていく上で、
多かれ少なかれ、悩みや、苦しみが
あると思う。怒り、悲しみ、ねたみなど、
煩悩につきまとわれるモノである。
その「煩悩をいかに飼い慣らすか
が、重要になってくる。
それには、冷静に自分自身を見つめれ続けること。
「18切符一人旅」は、
そのような時間を、与えてくれると思う。
ある意味、孤独を養い、
他人の評価の中で生きるのではなく、
自分自身の価値観の中で、
生きるのが、大事なのかもしれない。

