毎週月曜日に、恒例の朝礼がある。
土曜日曜と、災害のニュースで
いっぱいであったが、
うち会社の会長の話が
胸にジーと来るものがあった。
「終戦直後、私が戦争から帰ってきて
現在、テレビで見るような状態でした。
しかしね〜、みんなが力を合わせれば、
必ず復興できる。
10年、20年はかかるだろうが、
必ずやれます。
現に私たちはやってきた。
日本人なら必ずやれる」
と、力強く語っておられた。
うちの会長は、現在88歳。
戦争の生き残り。
終戦時には、20歳そこそこ。
当時、大陸から帰ってきて
日本は見事焼け野原であった。
それを見て、
「これはだめだ」
と思ったが、
国民一人一人の懸命な
努力により、
見事復興することができた。
会長が言うには、
「日本人というのは、
むしろ目標がないときのほうが
ふぬけになり、悪いことをし始める」
とも、言っていた。
それも一理あると思う。
日本人には戦後復興した
実体験がしっかりとある。
それから、もう1つ。
あるニュージーランド人の女性の話。
彼女は16年前、神戸に住んでいて
震災を体験した。
そして、その後も神戸にとどまり、
一年近く、復興活動をしてきた。
そしてそのときの日本人に対して
「日本人ていうのは、
いざ復興となると、一人一人が
ものすごい力を発揮する。
自分だけのことではなく、
まわりと助け合いながら、
一つの目標に向かっていく、
パワーはすばらしいものがある。
震災地であれば、治安も
衛生も悪くなるのが普通であるが、
泥棒もほとんどいなく、
みんなが互いのことを考え、
衛生に気を使って生活しているのには
とても感動した」
と、語っていた。
それ以来、彼女は
日本の大ファンになり、
日本のことを語ると、
とても熱意が感じられる。
通常外国の被災地であれば、
泥棒、強盗、暴行等が多発し、
衛生環境も悪化する。
日本人は、
いつも人の顔色を見ながら、
卑屈になって生きているように
みえるが、それが
災害ともなれば、
すごいパワーを発揮する。
日本人に染み付いた
「和の原理」が働く。
一つの大きな目標ができれば、
日本人はものすごい
パワーを発揮する。
それに、日本というのは、
地震、台風、津波、洪水など
自然災害のデパートだ。
これほど、自然災害が
多いところもない。
その自然災害に対する対応も
遠い昔から、自然と
体の中に染み付いているようだ。
「災害のときは助け合う」
「困ったときは助け合う」
これらの災害により、
協力しあうという
日本人の「和の原理」が
心の中に、宿ってきたのかもしれない。
会長の言葉のように
「日本人ならやれる」
必ずやれるはずだ。
節電、募金等やれるところから
やろう〜。

